目的
「で、俺はどうすりゃいいの?」
『それはさっき聞いたぞ。』
『えーっと・・・毎日普通に過ごせばいいんだっけ?』
「・・・何だよそれ。ロガフィエル、お前は思い出したんだろ?」
あまりに抽象的な答えに呆れつつ、
「もっと細かく言えよ。注意書きに"変わる"とか何とか書いてあったのは何なんだ?」
とさらに聞くと、
『うん、お前には毎日1つ"試練"が与えられる。』
「めんどくせぇな。」
『まぁ聞きなさいよ。・・・それで?』
『その試練っていうのは毎日違うもので、1日ごとにこの本の1ページがめくられる。
ページには試練の内容が書いてあって、お前はその試練を受けるってわけだ。』
「・・・1日ごと・・・って、あんな分厚い本、何日かかるんだよ!・・・それに悪魔が憑いてる位だから
難しいんじゃないのか?しかもその試練失敗したらどうなるんだよ。」
『うん、そこら辺は心配ない。』
「なんで。」
『試練はそんなに難しくないし、失敗しても死ぬとかいう事はない。』
『・・・それって試練の意味あんの?』
『あんまりない。なにしろあれはゲンドニルが暇つぶしで作った物だからな。』
聞きなれない名前が出てきた。
「・・・誰だよ。」
『あらっ、知らないの?』
・・・知ってて当然なのか?
「ぜんっぜん知らない。誰?」
『まぁ知らんのも無理は無いな。そんなに有名じゃないし・・・俺の友達だ。』
そんなのキリエが知るはずが無い。
『ゲンドニルってのは、"魔法を心得るもの"って意味なんだぞ。すげぇだろ。』
「・・・知らないって。っていうか・・・暇つぶしなんだったら世の中に出すなよ。」
うんうん、とロガフィエルもうなずく。
『そうなんだよなぁ、でもあいつ『折角作ったんだし、試して貰いたい』って言うから・・・。』
『まぁ暇だったし?』
「・・・俺は迷惑なんだけど?」
『まぁこうなったのも何かの縁だし!明日からよろしくな!!』
『あたしもね。』
・・・・・・・。
「・・・・・・あぁ。」
『・・・なんか気になる間だな。』
『そんな事より、あたし疲れたから寝るわ。おやすみ。』
『そんな事よりって――あ、そうそうキリエ、"試練"は起きたらもう始まってる事が
多いらしいからな。朝自分が豚になってても錯乱するなよ。じゃぁおやすみ。』
「・・・おやすみ。俺も寝るわ。」
顔を洗ってパジャマに着替えてベッドにもぐりこんで一言。
「・・・・・・豚?」
疲れたのか、その後はすぅっと眠れた。
top
[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?!
自宅で仕事がしたい人必見!
]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。
]