旧三池炭鉱専用鉄道

高架式貯炭施設 盛土断面観察

 FB(フェイスブック)で、ある方が三池港脇の炭鉱専用鉄道高架式貯炭施設の高架盛土が解体中であるという書き込みをされているのに接しました。この高架盛土がどのように築かれたのかを断面で観察できるチャンスなので、早速見に行ってきました。観察状況をレポートいたします。

H21(2009).8.9撮影 高架盛土の先端に橋台となるれんが積み擁壁が築かれています。 H26(2014).6.21撮影 橋台が取り除かれ、盛土が削り込まれているので、築造時の盛土の状況が観察できます。左の画像と比べると、奥に見える建物の下の方が沿岸道路の高架盛土で隠れ屋根だけが見える状況に変化しているのも分かります。

断面で盛土の状況を子細に見てみると、基底部は土砂がかぶっていて見えませんが、右側ではグレーの積土と赤褐色の積土が交互に積まれているのが見て取れます。それに対して、左側にはグレーの積土の層が伸びておらず、赤褐色の積土だけが盛り上げられているようです。したがって、右半分を2種類の積土で築いた後で、左側の積土を盛り掛けて全体が構築されたと考えられます。上面斜面とも、表面には真っ黒い土の層が見えます。仕上げにフライアッシュを敷いたものかもしれません。

これは上の画像の左側の断面です。削られた土砂がかぶっているので表面付近だけしか観察できませんが、赤褐色の積土の上面をきれいにならして真っ黒い層が載せられている状況を見て取ることができます。

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今回紹介した断面観察位置は地図の矢印の部分です。

この画像は現在の三池港インターチェンジ付近で以前に観察した高架盛土の断面です。H21(2009).11.3に撮影したものです。こちらでは、上面から1mほど下に黒土の層が薄く入る以外は、黄赤褐色のきれいな土ばかりで積み上げられています。画像右側(東側)から盛り掛けられて積み上げられた様子もよく観察できます。

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